2024.09.09
第1回目では、全体概要についてご紹介いたします。
経営改善研究所ではIoT機器「KAkit」を中心に据え、中小製造業を対象とした経営支援を幅広く行っています。中小製造業では、まだデータ活用が十分に進んでおらず、経営に有益なインサイトを得るに至っていない企業も多いのが現状です。私たちは、こうした経営課題に対して、どのデータを取得し、どのようにモニタリングやコントロールを行うべきかを一緒に考え、提案から実装までを伴走型で支援しています。
特に、SDGs(持続可能な開発目標)の観点から、以下の目標達成に向けた取り組みを強化しています。
これらの目標を実現するための基盤を提案し、共にその実装を進めていきます。
今回は、工業団地での具体的な取り組みの一例として、熱中症対策をご紹介します。
このプロジェクトでは、「ウェアラブルコネクト」を活用し、従業員の心拍数や歩数、動線、さらには作業現場の温度や湿度といったデータを測定し、作業環境の改善に努めました。特に、局所的に高温になるエリアに扇風機を設置し、暑さに応じて自動的に稼働させる仕組みを導入。また、従業員の動線と歩数をモニタリングすることで、ベテランと新人の作業標準化を図り、さらに適切なタイミングでの休憩を促すアラームを設定するなど、従業員の健康と作業効率の両立を実現しました。
私たちは、常にお客様の目線に立ちながら、無理のない範囲で最適なサポートを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。