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事例紹介

千葉県流山市の有限会社朋友様の導入事例をご紹介します。

会社概要

プラスチック製品の製造事業者で、高品質なプラスチックパーツを提供することをモットーに環境問題にも取り組んでいます。
お客様からは「断らない朋友」と呼ばれるほどで、難しい注文にも全力で対応し、24時間稼働で生産を行っています。

課題

生産性が低く、利益率が低いことが課題でした。
そこで、24時間稼働の現場において実態を調べたところ、想像以上に稼働率が低いことがわかりました。90%という見込みが実際には60%でした。これは、金型の交換作業等がボトルネックとなり稼働率を低下させていたためです。結果として外注が多くなり、利益率にも影響を与えていたのです。

解決のプロセス

2017年、社長のリーダーシップの元、社内での改革を開始しました。
KAkitを導入し、段取り替え時間と射出成型機の稼働率を把握するようにしました。
稼働率を評価基準(KPI)とすることで仕事を見える化し、段取り替えを効率的に行うようにしたのです。
さらに会社全体で技術向上に取り組むなど、一層の稼働率向上に努め、改善活動を進めました。

成果

こうした改善活動の成果として、生産計画の精度を高め、段取り替えが効率的に行えるようになり、機械の稼働率が約60%から約80%まで上昇しました。
また、外注費割合は約9%から約4%へ減少し、利益率が3.9倍に高まりました。

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